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日本に古くから伝わる伝統的な屋根材、粘土瓦です。1000℃以上の高温で焼き固められているため、耐火性、耐久性、防水性が高いのが特徴です。製法により大きく3つに分けられます。ここで少し学んでいきたいと思います。
粘土瓦は、製法により大きく3つに分けられます。
釉薬(ゆうやく)を塗って焼く「釉薬瓦」です。
なにも塗らずに焼く「無釉薬瓦」です。
無釉薬瓦の最終過程で瓦をいぶす「いぶし瓦」です。
防水瓦と呼ばれる、地震や台風などの自然災害に強い瓦もあります。防災瓦は、瓦に爪やアーム状の突起を設け、瓦同士ががっちりとかみ合う構造になっています。さらに、一枚ずつ瓦を釘で固定することも出来ます。これらにより、強風によって飛ばされたり、地震によって剥がれ落ちたりすることが少なくなっています。
粘土瓦は断熱性が高いのが特徴です。瓦の下にある空気層にも断熱効果があるため、夏は涼しく、冬は暖かく、一年中快適に暮らせます。さらに遮音性にも優れ、激しい雨が降っていても気が付かないほどです。四季の気温差が大きく、雨量も多い日本の気象風土に適した屋根材と言えます。
■最もポピュラーな屋根材です。
■高温で焼成されるため耐火性、耐久性、防水性が高いのが特徴です。
■塗装が不要です。
■夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。
■雨音を伝えにくいです。
■デザインがとても豊富にあります。
■重量は重いが、現行の建築基準法で建てられていれば、震度7にも耐えうる。